若手精神科医の覚書

若手から中堅の精神科医が、精神科初学者の学習に向いた本の紹介をしています。

自己紹介 若手精神科医の覚書

はじめまして!

私は雇われ精神科医として、日々臨床業務に携わっています。

リエゾン、外来、精神科入院患者の対応と一通りの仕事をしながら、後輩の指導なども少ししています。

私自身はこれまでのキャリアを通して運よく非常に優れた師、同僚に恵まれたため、おそらく精神科医としての道を踏み外さずに臨床をしてこれていると思います。

私も最近は指導する立場になっており、後輩の指導をするにあたり精神科医としての基本的な知識、考え方、患者さんへの接し方などを指導する難しさを痛感しています。

自分自身の復習を兼ねて、若手精神科時代に読んでいた本の再読をしている次第です。

このブログでは若手精神科医、初期研修医が精神科について学ぶときに役立つ参考書情報をメインに扱おうと考えています。

精神科医は臨床の中でしか学べないことも非常に多いと思いますが、普段のoff the job workで知識を身に着けることも重要でしょう。

面白く読めて、臨床能力が高められるような本を中心に扱っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

~私の簡単なキャリア~

初期研修終了後、大学医局には所属せずに精神科臨床の基礎を学ぶ。

単科精神科救急病院、急性期総合病院にて、精神科の一般臨床、リエゾン診療について学び今に至る。

最近は新専門医制度の基幹病院で勤務していることもあり、自分で診療することよりも後輩の指導や観察が中心になり、指導することが大変難しいことに気付く。

指導の際、毎回同じことを説明するのに嫌気がさしたこともあり、ブログを作って簡略化できないか、あわよくばちょっとした収入が得られないか、と画策している。

 

自己紹介② - 若手精神科医の覚書に続く。